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はいさい。こーすけです。

一昨日、無事、長野に到着し、久しぶりの実家だー!と思っていたところ、なんとそのまま長野駅から妹を送りに加藤家総出で滋賀まで。8月14日のこーすけの移動距離、軽く1000kmオーバーです(゜o゜)昨日、実家に帰宅。美味しい手料理をたらふく食べ、巨大なテレビに驚き、現在は合宿地、栂池高原にいます。


長かったようで、あっという間だった自転車旅。さまざまな思いが、目を閉じると思い出されます。

本州を走行している際は、連日の猛暑で、体力、気力ともに過酷な状況に追い込まれました。

しかし、休憩をする度に様々な方から声をかけていただいたり、飲み物や栄養剤をいただいたり、また、走行中も通り過ぎる車から多くの声援をいただくなど、本当に周りの方々に支えられ、無事青森まで到達。


北海道に渡ってからも、本当に沢山の出会いがあり、そしてつながりが。同じように自転車で北海道を走っているチャリダー、バイクのライダー、観光で北海道に来ているという方々、もちろん地元のみなさんにも数えきれないほどの応援をいただきました。

中には同じ横浜から来ている人もいましたし、なにより以前Green.drinks Tokyoというイベントで知り合ったママチャリキャラバンのみんなと北海道の牧草地帯で遭遇するなど、偶然とは思えない出会いもありました!!


こうした出会いは自転車ならでは。お互いの顔が認識できる速度で走れること、また誰もが馴染みのある自転車を一生懸命こいでいる姿は、人々の目を引き、見る人を元気にできるのではないでしょうか。だからこそ沢山の方々が私たちに満面の笑みでエールを送ってくれたのだと思います!!


たくさんの出会いを通して、多くの方々からご支援もしていただきました。合計21,401円もの支援金をいただき、本当に感謝です。

旅のCoC広報活動は、多くの方々から声援をいただくと同時に、その方たちに名刺を配るなどして、CoCの活動やホームページの宣伝、そしてスポンサーさまの紹介などをさせていただきました。名刺は合計100枚程配り、またその他もQRコードを読み込んでもらうなど、着実に広報活動を進めることができました。

加えて、最北端の街、稚内では、偶然にも稚内のコミュニティーラジオ「FMわっぴー」に出演させていただき、CoCの活動を宣伝することができました!!!さっちーさんありがとう!



今後は、今回の活動を活かし、一人でも多くの方々にCoCの活動を知っていただけるよう精力的に活動していこうと思います!!


みんなありがとう!



拍手[4回]

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アンニョハセヨ、前半は田澤です。

苫小牧のフェリー乗り場で翌朝5時に八戸へ向けて出港するフェリーに乗るため、6時間の待ちぼうけのはずだったのですが、24時発のフェリーにとび込みで乗ることに成功。

そのおかげであと1日で家に着きそうです。


さて、昨朝はダンボールの上で目が覚めました。3日かけ、青春18切符を駆使して稚内から横浜まで帰る作戦。


稚内から始発の電車に乗り横浜までの長い道のりを出発。

電車は何もない原野の中を突き進み、誰が乗ってくるの??と思うような駅でいくつもとまる。

電車はがらがら。寝袋に入って長椅子に横になり爆睡。やりたい放題です。


途中2日前に泊まった音威子府に停車。すると、、、

「当駅で1時間の待ち合わせをいたします」


長っ!!


ということで音威子府の町にくりだすことに。


駅前の通りを歩いて国道に出ると、2日前のなつかしの道の駅が。なんとなく親しみがわきます。


ふと交差点の角を見るとものすごく年期の入ったお菓子屋さんが。
原菓子舗



なんとなく入って見ると、店内は薄暗く、饅頭やドラ焼きなどがショーケースの上に陳列。1番端には見たこともない鮭の形をした茶色のでっかいパンのようなものが。

店の中を見渡すと芸能人のサインがちらほら壁に掛かっている。中には雨上がり決死隊の蛍ちゃんのサインも。

しばらくすると店の奥からおじさんが。

一見無愛想。

どれが美味しいですか?などと聞いてみると

「みそぱんは北海道にしかないパンで素朴な味がして美味しい」

と大きな鮭の形のパンを指してすすめられる。

「食べてみるか?」

と言われ、もちろん


はい


すると袋に入った大きいパンごと僕たちにさしだす。

「これ持ってけ」

なんと気前のいいおじさん!ありがとうございます。

僕たちも申し訳ないのでドラ焼きや饅頭を購入。

でも逆にしっとりしたクッキーのようなお菓子もさらにもらってしまう。

最後はみんなで記念写真を撮っておじさんとお別れ。

なんていい人だったんだろう。

牛乳と一緒にみそぱんを食べると美味しいとのことなので、近くのスーパーで十勝牛乳を買い、駅に戻りさっそくみそぱんを食す。


うまい。


あましょくが柔らかくなったような食感で、甘くてほのかにみその香りが。牛乳との相性もばっちり。


みそぱんがあまりにもでかくて腹にたまるので、2人でも食べ切れず、少し残し、旅のお供にして再び電車に。




アンニョンハセヨ。
今日も後半はこーすけです!


音威子府を発ち、旭川へ。3日前はここを自転車で通ったと思うとなんだか変な感じがしました。


ここでも1時間の乗り継ぎをはさみ、次は札幌行きの電車に乗車。

電車内では、インターナショナルな出会いが。今日韓国から旭川空港についたというキムさん一家。

ワタクシ、大学では韓国語を第二外国語でとっていたので、話しかけられた際、思い切ってハングルで挨拶と自己紹介をしました!


アンニョンハセヨー
チョヌン加藤功甫ラゴハムニダ。

やーまさか北海道でハングル使うとは思わなかったですね。
勉強しといてよかった!一気にキムさん一家と打ち解けられました(^^

旭川から札幌までの道中はずっとキムさん一家とあれこれ話しながら。とにかくキムオムニ(キムママ)のキャラクターが最高!芸人です、と言われたら信じてしまいそうなほどのナイスリアクション。娘さんとは年も近かったため会話も弾み、三時間の電車旅が全く苦になりませんでした!

来年、ユーラシア大陸へ行く前にぜひ韓国、寄っていきたいです!

札幌で時計台をみてがっかりし、しっかり札幌ラーメン&サッポロビールを堪能し、むかったのは苫小牧。

フェリー乗り場に向かいながら、旭川で感じたものと同じ、なんともいえない不思議な気分を味わいました。なんか縦断したのが信じられないな。


今日はいい出会いがまたあったねーっと田澤と話しながらブログを書こうとしていると・・・


またしても素晴らしい出会い!


ミュージシャンのララナカヤさん。


49歳にして、高校生のような純粋でアツいハートをもったララナカヤさんは、ギターと1万円のみで、全国47都道府県を一年で回っていると言うのです!お金がなくなったら路上ライブ。


フェリー出航まで時間があったので、思い切って、ララナカヤさんの曲をきかせてください!と頼むと、快諾してくださり、なんと2人のためだけにミニライブをしてもらいました!

なんとも軽快で、耳に残る、そして元気の出る楽曲でした:)動画を撮らせていただいたので、後日アップします♪ララナカヤさんありがとう!


フェリー内でも、厚木からきたというパワフルなおっちゃんや、旅する3人の女性と出会うなど、とても楽しかった!おかげさまでブログ更新がこの時間になってしまいましたが笑


今日は一気に本州を南下。行けるとこまで行きます!16日から合宿なので今日中に長野に帰れたら最高!


ではではみなさん、今日もよい一日を(^^


Have a nice day~



拍手[1回]

日本最北端の駅、稚内駅よりこんばんは。前半は田澤です。

テントなどの荷物はお土産とともに全部家に送ってしまったので、持っているのは寝袋ぐらい。今夜は駅前にダンボールを敷いて寝ます。

寒いです。
最北端は寒い。
まぁなんとか寝れるでしょう。


さて、今朝は雨が降る前に出発してしまおうと企てて、5時半に起床し猿払を出発。
最北の地、宗谷岬にむけて最後の30キロをこぎだす。


しばらく進むと宗谷岬と思われるシルエットが遠くの海に浮かび上がる。


いよいよゴールが近い。


雲が低くどんよりと立ち込めるも、幸い雨には降られず、岬手前のなかなか険しいアップダウンのある道に突入。


坂をのぼりきると雲の中。強風のためか高い木の全く生えない丘陵地帯が続き、まるで標高の高い高原のよう。


最後の長い坂道を下りきると海岸線の道に。

最北端が近い。

宗谷岬の看板が見えてくる。

とうとう最北端の記念碑が視界に入る。


着いた。

日本の一番北まで。

日本せまいな。。。笑

と、思いつつも記念碑でしっかり記念写真。

無事にここまでたどり着けたのも旭川の自転車屋のおじさんをはじめ、たくさんの方々の応援があったから。

ありがとうございます。


さぁ、最北端に来た。

気温は21度。

泳ぐか。


何を隠そう、この10日間僕は水着でこぎつづけていた。

全てはこの瞬間のため。

日本最北端で海水浴をするため。(ホントは汗かいてもすぐ洗濯できるからです。)

最北端の記念碑の裏側にまわってオホーツク海にダイブ。


寒い、、、

寒いよ!

こんなとこで海水浴できるかっ!!


と思っているとこーすけも海にダイブ。


凍えながら海水浴を楽しむ。

観光客には笑われて指をさされる。


最北端に来たからにはこんくらいのことはしとかないとな。


海から上がると、僕たちが自転車に付けている「横浜→宗谷岬」の看板を見た方々からたくさん声をかけていただいて、「一緒に写真撮って下さい」と頼まれる。


いろいろ方から応援をいただき元気が出て、稚内に向けて、最後の最後の30キロを走りだす。


今日も後半はこうすけです!


最北端での海水浴で寒さに震えていた2人に更に冷たい雨が追い討ち(T^T)

半袖半ズボン姿で19℃の雨の中、旅の終着地、稚内へ。幸い雨は強くならず、10Kmも進む頃には体も温まり、いい気分に♪鼻歌まじりに海岸線を進んでいると・・・遂に!稚内に突入!


今回の旅もこれでひとまず終了かーと思うと何ともいえない気持ちになりました。なんだか明日もまだまだ自転車で進むような、そんな気がしてなりません。


日本最北のすき家で牛丼を食べ、日本最北の温泉へ。久しぶりにゆーっくり湯に浸かり、旅の余韻にひたりました:)


思い返してみると、ホントに沢山の方々に出会い、つながり、支えられた旅でした。一つ一つの出会いが偶然ではなく、必然だったのだと思っています。

とってもとってもとってもとってもとってもとってもだーいすきよ!

・・・ではなく、とってもとってもとってもとってもとってもとっても充実した実りのある旅でした!!!出会ったすべての人に感謝。遠くから応援してくれたみんなに感謝。本当に感謝感謝感謝!!


横浜~宗谷岬自転車縦断はこれにて終了ですが!来年4月からは遂にユーラシア大陸自転車横断を実施します!みなさん引き続きご声援よろしくお願いします!


今回の旅の様子は、16日から功甫、合宿な為、20日以降、随時HP、ブログに写真、動画をアップしていきたいと思いますのでお楽しみに♪



明日からは3日かけて今度は鈍行電車で帰ります。その様子も随時ツイッター、ブログにアップしますよー!皆さまお楽しみに。



本日の走行距離:65Km
総走行距離:1290Km



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日本最北の村、猿払より、前半は田澤です。

今は目の前はオホーツク海、後ろには草原が地平線のかなたまで広がる場所にテントを張っています。真っ暗です。


今日は音威子府の道の駅に張ったテントの中で、雨の音で目が覚めました。

憂鬱に気持ちで僕がひょっこりとテントから顔を出すと、すぐ目の前に雨宿りをしているチャリダーが、、、

「おはようございまーす」

と、お互いにあいさつ。

彼はすでに宗谷岬をまわり、日本縦断を終えて帰路の途中とのこと。

あまりにもドシャ降りのためあえなく雨宿りをしていたそうで。

話しがはずみ、テントから出ようとクロックスを履いたそのとき、、、


何かが指にひっかかっている。


クロックスの中をよく見てみると、そこには千円札が。

僕たちが寝ている間に、どなたか心優しい方が千円をカンパしていただいたようです。

ありがとうございます。

ユーラシア横断の資金にさせていただきます。


さて、雨が上がるのを待っていてもきりがないようなので、日本縦断のチャリダーと共に腹を括って、ドシャ降りの中自転車をこぎだす。

彼は南に。

僕らは北に。

チャリダーに別れを告げ、ずぶ濡れになりながらひたすらオホーツクへと続く60キロに及ぶ山道に突入。

途中、牧草地帯が点在し、はるか遠くの丘まで広がっている。
牧草の中には、僕たちと同じくずぶ濡れになっているホルスタインたちが。

きっと天気が良ければのどかで気持ちいいのだろう。


しっかしこの雨!

ひど過ぎる(T_T)

たまらず途中にあった道の駅で休憩。

でも止まると一気に体温を奪われて寒い!

そして僕が本州からずっと自転車に付けてきた、「横浜→宗谷岬」の看板が雨でずたボロに、、、

悲しい。

最北端までなんとかもちこたえてくれ、と祈りながら、こいでいると「北緯45度」の看板が!とうとう赤道よりも北極点に近い場所までこいできたのか。。。

そして、いよいよオホーツク海に面したクッチャロ湖の横にある街、浜頓別に到着。



後半はこーすけです!


雨の中凍えながらやっとのことで浜頓別へ到着。

ここでは1つ楽しみなことが。なんでもスーパーにものすごくうまい牛乳があるらしいのです。


みなさんご存知のようにこーすけは大の牛乳好き。毎日必ず牛乳飲みます。


早速噂のスーパーへ行き、牛乳を購入。

「さるふつ牛乳」180円

ふたを開けるとびっくり!なんと表面にびっしり生クリームが!!!
はやる気持ちを抑え、再び蓋をし、よく振り・・・一口。



・・・・・・


うまーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーいっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


成分無調整の牛乳は今まで飲んだ牛乳の中で群を抜いてうまかった!

濃厚でとても甘い。だが、後味はさっぱりでいくらでも飲める。嗜好の逸品です。皆さんも北海道へ行った際はぜひ「さるふつ牛乳」を(^^


さるふつ牛乳でテンションが上がっていると、嬉しいことに雨もあがり、午後は最高のスタート。

そこでぼくらを待っていたのが・・・


「エサヌカ線」


エサヌカ線は知る人ぞ知るオホーツク海岸際を走る15Km以上に渡るまっすぐな素晴らしい道。


走ってきました。


今でも目を閉じると、エサヌカを走ったときの情景が目に浮かびます。


地平線の彼方までのびるまーっすぐな道、左右に果てしなく広がる牧草地帯、手付かずの原野、鹿。

さっきまでの天気が嘘のように、まっすぐな道を太陽が照らし、しばし2人はその景色に目を奪われました。言葉にできない美しさ。北海道に来てから、毎日感動の情景を見ています。なんとも贅沢!


しかしこれは車では決して味わえない。自転車で旅をすることで、小さな変化に気づく。魅力的な細道や、未舗装の丘へと続く小道に出会い、わくわくしてそこへ足を踏み入れられる。そしてその先に、素晴らしい景色が待っている。自転車という乗り物のスピードは旅をするにはbestなのではないでしょうか。


興奮さめやらぬ中、到着した本日の目的地「猿払村」。なんでも最北端の村だそうで。

ここでも横浜から来たという、あったかい家族の方からエールをもらったり、17時から80Km先の町を目指すアホなチャリダーに会ったり(笑 と様々な出会いがありました。これも、車やバイクではなく、自転車という自らの力で進む乗り物で旅をしているからこそのことだと思います。だれだって頑張っている人には声をかけたくなりますからね。



明日は遂に旅の最終目的地、宗谷岬へ!雨の予報なので5時半に起きて、雨を避けて宗谷へ行きます!あと1日!楽しもう!


応援メッセージ、すごく嬉しいし、力になります。ただ返せなくてごめんなさい。でも毎回感謝してます!ありがとう!




本日の走行距離:90Km
トータル:1225Km



p.s.ブタさん、修復しました:)



拍手[2回]


音威子府よりこんばんは。満天の星空の下でブログを書いています。前半はこーすけです。


昨日は旭川の公園で野宿。そして、朝、起床しテントからでてみると・・・
そこには袋に入ったおにぎりと水が!
テントに、現在横浜~北海道を縦断しているというポスターを貼っていたので、おそらくそれを見た誰かが僕たちの為に買ってくれたんだと思います。感謝。おいしくいただきました。

午前9時。昨日破損した田澤チャリのタイヤを直しに自転車屋さんへ。これで安心だね~!っと話していたのも束の間!なんとこーすけの荷台に大きな亀裂を発見(^^;)幸い、そこの自転車屋さんに新しい荷台があったため、大事には至りませんでしたが、本当に冷や汗がでました。

今度こそ行くぞー!と話したのが11時半。田澤もタイヤ直り、荷物を積んでいると・・・田澤の荷台にも亀裂が!!確かに、2人とも9kgが限界の荷台に15kg近い荷物を積んできたので無理があったのかもしれません。加えてこの荷台は一年生の頃、横浜~熊本縦断の際から使っているもの。正直限界だったのかもしれません。幸いもう1つ荷台がお店にあったため、復活!よかった(^^; サイクルショップのおっちゃんありがとう!


さて、スタートが13時。今日は130Km予定。なかなかストイックですが、やるしかない!

旭川から目的地、音威子府へ続く道は比較的平らだったため、順調に、あっという間に50Km(^^

しかし途中ですごいものを見ました!

「雨が這ってくる。」

まさしく這ってくるのです。前方の雲行きがあやしくなってきたなーと思っていると、案の定前方は雨の様子。みなさん、雨が降っている様子を客観的に見たことがありますか?広い大地のある部分だけ、霧がかかったように雨が降っているのが見えるんです。それがだんだんと近づいてくるんですから!幻想的ですよ!まぁびしょびしょに濡れる覚悟が必要ですが。



後半は田澤です。

名寄の街を過ぎ、雨雲をくぐり抜け再び太陽の下へ。


国道をそれて小高い丘を登っていくと、そこには丘を埋めつくす美しいヒマワリ畑が。遠く向こうまで見渡せる丘でひと息つき、峠を越えて坂を下っていくと、今度は丘のてっぺんまで広がる広大な草原が!たまらず自転車を投げ捨て、裸足になり、二人とも丘の上目指して走っていく。

が、途中で断念(笑

草が意外と深いのと、草原が広過ぎるのとで、丘の上までたどりつけず。


と、わきに丘の上に続く小道を発見!

この草原を越えた丘の向こう側にはいったいどんな景色が広がっているのかどうしても気になってしまう僕たち二人は迷わず小道をかけ登る。。。

これがけっこう長い。


息をきらして丘の上までたどり着くとその向こう側には、、、


北海Doーーーーー!!


思わず叫びたくなりました。

丘の向こうはまた草原の丘が。そしてそのまた向こうも。はるか山のしたには広大な畑が広がり、お馴染みのバームクーヘン型の干し草のかたまりがごろごろ。

すごい。

スケールでか過ぎてテンション上がりまくりの僕たちは草原の上を駆け回り跳び回り、最高の気分でした。


我に帰り放置しっぱなしの自転車までもどり、再びチャリをこぎだす。

すると今度は夕日に向かって、畑の中を何キロもぶっちぎって続く1本道が!

いや、ほんと北海道すげぇ。でけぇ。

と改めて実感。


たそがれてるうちにとっぷりと日が暮れてしまい、急いで今日の目的地の天塩川温泉を目指す。

気温が一気に下がり、川の水面には牛乳を注いだように霧がかかっている。

どんどん山奥に入り、暗闇の中、なんとか温泉に到着。

温泉で疲れをとり、テントを張ろうとたくらんでいる道の駅がある音威子府まで約8キロ程度の道をチャリでたらたらこいでいく。

国道をそれた道で月の明かりもなく真っ暗闇で、まわりにはうっすらと霧が低くたちこめる。。。


怖い。


一人だったら絶対にこんな時間にこんなとこは走らない!

と思いながら、ふと空を見上げると、、、


星っ!!!

すごっ!

プラネタリウムか!!


天の川がくっきりと見え、人口衛星がいくつも肉眼で確認できる。

すごい!


そんな星空の下、自転車をこいでいると、いつのまにか音威子府の道の駅に到着。


そこで、一人の男の人が僕たちに話しかけてくる。
その人は北海道の中学の先生だそうで、今は仲間たちと車で旅行中であり、ヒッチハイカーの外国人二人を一緒に乗せているそうで。

その人もかつて自転車で日本一周したことがあるとのことで、話は盛り上がり、仲間とカナダ人二人とみんなでわいわい。


が、そこで痛ましい事故が、、、、


こーすけがカメラを取り出そうと自転車を動かしたそのとき


ガチャン


こーすけがここまで旅のお供にしてきた豚の募金箱が粉々に砕けご臨終。


その瞬間全員の悲鳴が上がる。

が、3秒後には笑いに変わる(笑


最後はみんなで砕けた豚さんを囲んで記念写真。


豚さんはビニールテープでぐるぐる巻きにし、痛々しい姿になりながらもなんとか復活した様子。


カナダ人二人を乗せた愉快な方々にエールをいただき、別れを告げ、今はテントを張ってまさに寝るところ。

ちなみにそのカナダ人の方は山形の高校で先生をやっているらしい。


どう考えても山形にいそうには見えなかった(笑

さて、いよいよ最北端の宗谷岬が射程距離に入りました。


明日は天気が悪いそうなので、宗谷岬を通り過ぎ、一気に稚内を目指そうと思います!


では、おやすみなさい。


本日の走行距離:130Km
トータル:1135Km



拍手[2回]

Profile
HN:
加藤功甫
年齢:
35
性別:
男性
誕生日:
1988/07/23
職業:
学生
趣味:
triathlon/journey/photo
自己紹介:
Connection of the Children(CoC)共同代表

http://coccoccoc.web.fc2.com/(CoCHP)


‣2011年4月~2012年3月(11ヶ月間)

世界中の子どもたちの笑顔を創造するために。
日本の子どもたちの視野を広げるために。
夢を持つ素晴らしさを発信するために。
自転車でユーラシア大陸を横断します!!!


「誰かがやる」ではない。「ぼくらがやる。」


現在
企画書の推敲
企業へのプレゼン
視野拡張

同時進行中→


協賛---
○BODY TUNE様

○JSBM様

○NPO法人もあなキッズ自然楽校様

○枻出版社様(excuse)

○自転車CLUB様(メディアパートナー)

○レストランマルシェ様

○今井医院様(メディカルサポーター)

○村のじかん様

○千代田美容室おばあ様

○大橋保之さま(地球丸新企画編集部)

その他にも現在いろいろやってます
・ToM(Tree of Massagge):横浜国大社会貢献事業団体
・トライアスロン:今年も全国でます!
・生理学研究:自分オリジナルの研究見つけます!
・TFTUA:Table for two UA
・中学AT
・豆腐屋
・ボルダリング
・・・・・・

興味を持っていただけた方はコメントよろしくお願いします(^^

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